キャンプじゃないけれど~疫病退散 甲斐の里旅

2020年10月20日 21:11

2020年10月10日(土)~11日(日)



 
 春のお彼岸キャンプ以来、新型コロナウィルス感染防止の為

しばらくの間、不要不急の外出は控えておりました。

そろそろ、キャンプにも出かけようかしらという頃

昨今の空前のキャンプブームに

以前のように、フラっと気楽にキャンプに出かけたら

「キャンプ難民」になりそうな不安とともに 微妙な気後れ感がありました。

また、「ブーム」に対して、あえて「避ける」という天邪鬼的な性格もあったりして

キャンプへの想いが 幾分に冷めかけているときなのかもしれません。


自粛中には近場を散歩しては 立ち寄った神社やお寺で

「新型コロナの収束」を願い、お参りをしておりましたが

この度の「GOTOトラベルキャンペーン」に乗っかりまして

足を延ばして 「も少し 遠くまで行きたいな」となりました。


甲斐の蕎麦




あいにくの台風接近の天気 土砂降りでございます(雨女なわたくし)




宿の夕食がボリュームありそうなので

さっぱり控えめ目な昼食ですが、甲斐のお蕎麦も美味しいですね


甲斐善光寺

甲斐善光寺は武田信玄が 信濃善光寺の消失を危惧して創建した名刹です。
 



風は落ち着ているものの、雨は降りしきり

雨粒が「雪」のように映っています




常香炉のお線香の煙で体を清めますが

この煙を体の悪いところにかけると、治るということで

頭、顔にまんべんなくかけまくります。




山門からの景色

いつの間にか人々の姿も消えて

周囲の山の奥から流れ込んだ霧が境内を包んでいきます


        

        御朱印を頂きました
    
これまで 御朱印に全く興味もなかったのですが

ふと、思いついて「御朱印を頂こう」と、、これもご縁というものでしょうかね


酒折宮





甲斐善光寺からほんの数分のところにあります
古事記、日本書紀にも記述が残る古い神社です





雨中の外歩きというものは 実は面倒なものではありますが

人出も少なく、静かにゆっくりと巡れるといったよいところもあります

傘に落ちる雨の音を聞きながら、記帳を待つひととき


        
       
         御朱印を頂きました



県内最古の温泉宿へ




お宿に到着、ウェルカムワインのお出迎え


旧館には1300年の霊湯(28℃)があるというので 浸かりにいってみた

・・・冷!ひゃ~ 退散、即、ホカホカ湯に戻りました

しかし、そこは温泉好きの矜持 我慢しながらも 交互に入って、体の芯まで温かくなりましたとさ


楽しみのお夕食は



秋にちなんだ前菜と甲斐サーモンのお造り・・・

甲斐サーモンとは山梨の名水とブドウの皮で育ったニジマス・・・これがまた美味いんだ




富士山麓牛のすき焼き肉

タレの湖にドボンと浸かって、ほい、いただきまぁす


久々のプチ贅沢に、閉塞していた いじけた心も解れて、

優しく包容力のあるいい人になれそうな気がしてきます。



翌朝 散策

朝ごはん前に、ひと歩き



昨晩の雨も止んで、川から立ち昇る靄が甲斐の里を包んでいます

赤い橋を渡ってお参りします


もうちょっと先にも、お寺さんがあったので行ってみましょう



お地蔵様に見守られて境内散策





山梨名物ほうとう鍋の朝ごはん




差出磯大嶽山神社

「さしでのいそだいたけさんじんじゃ」と読みます

山に囲まれた盆地の中で、海辺の磯のように見えたことから
名付けられたそうです



さて、雲が動いて、次第に青い空が見えてきました




ここは笛吹川畔一帯が見晴らせる神社です




菊の花が浮かぶ手水鉢で手を清めましょう


        

        御朱印いただきました



ワイナリー巡り




地域振興共通クーポン券でお買い物。  できるだけ地元に還元したいものです。


  

帰り道、甲州街道沿いのリニューアルされた笹一酒造に寄ってみました




黒で統一されてたいへんシックなお洒落ショップになっていました

お食事処も併設されていましたので、今度利用してみたいですね


        

        帰宅後、さっそくお土産のワインを開ければ

        旅の話に花も咲きますが

        まだまだ、コロナの終わりは見えません。


でも、今のところは、身の丈に合ったお出かけして、歩いて見て食べて買い物して

少しでも楽しい心持ちで過ごせたらいいなと思うこの頃です。



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